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帝王切開の入院から手術までの一連の流れについて

私は2回出産を経験していますが、その2回とも予定帝王切開での出産でした。

赤ちゃんに会えるのは嬉しいですが、初めての出産、しかも帝王切開についてはわからないことだらけ。

入院前はお腹を切ることへの不安や術後の痛み、コロナ禍での出産など心配なことがたくさんあって、検索魔になっていました。

この記事では私の帝王切開の術前と術後の過ごし方について書いてみました。

これから出産を迎える妊婦さんやご家族の方の参考の一つにしていただければと思います。

予定帝王切開の術前入院

こちらでは予定帝王切開を行う週数の目安や手術前日の過ごし方を説明します。

予定帝王切開はいつ手術するのか

予定帝王切開で出産する場合、出産予定日の2週間前にあたる妊娠38週前後に手術を行い出産することが多いです。

なぜか?

それは帝王切開前に陣痛が始まることを避けるためです。

なぁんだ、そんなことか・・・

と思ってはいけません。

帝王切開を予定するぐらいですから、普通分娩では母子に命の危険が及ぶ可能性があることが予想されます。

それを避けるために出産予定日よりも早めに手術が行われます。

いつから入院する?入院したらなにをするの?

私の場合ですが、2回とも予定帝王切開を行う予定日の前日から入院をしました。

前日から入院して何をするんだろう?と私自身思っていたので、手術前日の過ごし方を紹介します。

手術前日

14時〜入院

入院オリエンテーションをします。
病室での過ごし方や院内の設備の説明などを受けました。

14時半〜検査

検温、検尿、心電図、剃毛、血液検査、分娩監視装置(NST)

15時半〜検査終了後、シャワー浴

シャワー後は自分の部屋で過ごしました。

17時半〜夕食

夕食の時間の早さと豪華さに驚きました。

21時〜入眠導入剤を服用後、就寝

手術のことを考えたりいつもと違う場所のため知らないうちに興奮状態になり眠れなくなると体にも良くないため、お腹の赤ちゃんに影響が少ないお薬を服用しました。たださすがに21時には眠れず、ベッドの上で色々考えて22時ごろ就寝しました。

以上が手術前日の流れとなります。

検査さえ終わってしまえば、自分の部屋でのんびりと過ごす事ができるのでそこまでハードな感じはしませんでした。

ただコロナ禍で面会はなく、誰にも会うことができなかったので以下のように時間をやり過ごしました。

・携帯電話は自由に使えたので、夫や母と電話をする

・SNSを徘徊する

・病院に内祝いの本が数種類置いてあったので病室で読破

音楽を聴きたい方はイヤホンを持っていくのをオススメします。

また読書好きの方は本を一冊持って行くのも良いと思います。

手術当日の過ごし方

いよいよドキドキの手術当日。朝から術後までの過ごし方を紹介します。

手術当日の朝~術後まで

7時半〜朝食

提供された半分の量を食べたら中止してくださいとの指示がありました。
そして、その後は恐れていた絶飲食。喉の渇きがつらかったです。

9時〜医師による診察

診察室にて術前最後の診察がありました。

10時〜点滴開始

12時半〜手術室へ入室

硬膜外麻酔を開始しました。

13時〜手術開始

開始後20分ほどで娘が生まれました。(早い!)
元気な産声を聞いた時は自然と涙が溢れました。
術後2時間は手術室で全身状態の経過観察をします。
その経過観察の際、なぜか全身の震えが止まらず・・・
声も震えるほどガタガタしていました。
そこへ助産師さんが生まれたばかりの娘をそばに連れてきて写真を撮ってくれました。

16時〜術後の専用部屋へ移動

翌日の朝まではこちらの部屋で過ごしました。
下半身麻酔が切れるまでは動きたくても足に力が入らず、動けないのがしんどくて、とても心細かったのを覚えています。とにかく、ナースコールのボタンだけは床に落としてはいけないと細心の注意を払っていました。笑

医師の許可が下りると飲み物を飲むことができます。

私の場合は18時半ごろに許可が下りました。
半日飲み物を口にできなかったので、本当に待ち遠しかったです。笑

ただ、お腹を切っているため少し動くだけでも激痛が・・・
そんな時に役立ったのがペットボトルにつけることができるストロー付きのキャップ。
起き上がらなくても飲み物が飲めるのがこんなにありがたいと思ったのは初めてでした。

以上が手術当日の流れとなります。

術後はアドレナリンが出まくっているためか全く眠れず、子宮収縮の点滴が落ちるのをただ見つめて少し目を閉じ、また点滴が落ちるのを見てを繰り返しをしているうちに、いつの間にか夜が明けていました。

あまり眠れなかったにもかかわらず、不思議と眠さと疲れはなく頭はスッキリしていました。

そして一日ぶりのご飯を食べて、歩いて自分の病室へ。

病室へ向かう途中、新生児室で眠るわが子を少し愛でて、痛む傷とともに病室へ戻りました。

まとめ

このように帝王切開の入院から手術を終えるまでの一連の過ごし方を紹介しました。

もちろん病院の方針や妊婦さんや赤ちゃんの状態によっても違いがあると思います。

こういった例もあるんだなとご参考になれば幸いです。

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